印鑑作成の作業

手彫り彫刻印鑑の行程を紹介いたします。

作業工程

  ・ 印鑑材料の選定
  ・ 印面(印鑑の面)調整
  ・ 印稿及び字割
  ・ 字入れ
  ・ 荒彫り
  ・ 仕上げ前の印面調整
  ・ 墨打ち(朱打ち)
  ・ 仕上げ

以上の行程にて印鑑は作成されていきます。




印鑑材料の選定
  材料の良否を選びます。印鑑材料にキズが無いか等の厳選をいたします。

印面(印鑑の面)調整
  とくさ板やサンドペーパーで印面(字入れ、彫刻をする面)の凸凹を平らにして朱墨を平均に塗り付けます。

印稿及び字割
  印鑑に彫刻する文字数とバランスを考慮して、文字を書き入れる場所に区割り線を書き入れます。

字入れ
  区割り線に従い彫刻する文字の逆文字を書き入れます。文字の形、空間が平均的に空くように配字します。

荒彫り
  印刀で空白部分を彫り上げます

仕上げ前の印面調整
  荒彫りの傷や墨、朱墨をとくち板やサンドペーパーできれいに取り平らにします。

墨打ち(朱打ち)
  印面調整が済んだ物に、墨(白系の印材)朱墨(黒系の印材)を墨打ちします。

仕上げ
  仕上げ刀で細かい調節を行ないます。

仕上げ後に印鑑を捺印して、不備がある箇所には補刀を行ない修正して完成します。


日時:2009年3月31日 11:46


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