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印鑑書体

印鑑に使われている書体は、
古代中国に発祥を持つ漢字を表記するために作られた書体
中国から日本へ漢字が伝えられ、それを手本として日本で作られた書体
の2つに分ける事ができます。 中国で作られた書体には、楷書体・行書体・篆書体・隷書体などがあります。古い時代(千年以上前)に開発された歴史ある書体です。
日本で作られた書体には、古印体・印相体などがあります。印鑑の需要が広まってきた明治以降に作られた書体です。


印相体
篆書体を手本に進化させた書体です。吉相体、八方篆書体とも呼ばれます。すべての幸運につながる八方位へ丹念にい印面配当した上で彫刻します。歴史的にはまだ浅く、日本で印鑑ように開発された書体です。

印篆体
歴史は古く秦の始皇帝が文字の統一を図り制定した篆書体の一種です。印鑑(はんこ)に適するように改良した書体です。 日本銀行券(お札)にも押されている書体です。左右対称・水平垂直の原理で作成されています。

小篆体  
印篆体と同じく篆書体の一種になります。印篆体に比べ、縁に接する面が多く隙間が少なくなります。書体判別が難しいため、偽造防止に向いています。秦代に整理され公式書体として使われた書体です。

古印体
隷書体を基に作られていて、丸みを出した書体になっています。日本で作られたので親しみ深さがある書体です。 読みやすい書体印鑑をお求めになりたい方におすすめです。

2009年3月 4日


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