借金より高い担保をとられてしまう

借金をする際に、不動産や物品を担保に入れて融資を受けることがあります。
これを代物弁済予約といいます。
代物弁済契約を結び、契約書に署名と印鑑の捺印をおこないます。



代物弁済とは「借金が期限までに返済できない場合は、物(土地や物品など)を譲渡する事で借金を無かった事にする」という制度です。100万円の借金をす る際、高級腕時計を担保にしてお金を貸してもらい、期限までに返済できない場合は、その高級腕時計を渡して借金を無かった事にする、というものです。
この場合、担保にする物は100万円の価値を持っている物でないとダメというわけではありません。何千万円という価値を持つ土地でも、50万円ほどの価値の壺でも、相手がその物品で了承してくれるのであれば、何でも問題はありません。

また譲渡対象の物品(不動産等)が本来の債権額と比べて金額があまりに上回る場合、差額分の精算しないと暴利行為として無効になったり、税務上贈与とみなされる可能性もありますので注意が必要です。

契約の際には契約書の条項にも良く注意してから署名と印鑑の捺印を行ないましょう

日時:2009年8月 5日 13:42


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