代理人と契約するときの注意事項

AさんとBさんとが何かの取り引きを行なう際に、Aさんに変わり交渉や契約をしたりする代理権を与えられている人の事をAさんの代理人といい、Aさんを本人、Bさんを相手方といいます。
Aさんの代理人CさんがBさんと契約した事柄によって生じる義務を履行すべき人は、代理人CさんではなくAさん本人になります。Aさんは代理人Cさんのおこなった法律行為(契約事項)について、自分自身がしたと同じ責任を負う事になります。
ですので、代理人を通じて取り引きなどを行なう場合は、本人が代理人にどのような内容、範囲の代理権をあたえるかをはっきりしておかなければなりません。また代理人はあたえられた代理権の範囲内でしか有効な行為はできません。


代理人との契約に際する印鑑の重要性について、何回かに分けてお話しいたしいます。

日時:2009年6月 1日 13:27


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